ドライアイメガネ アイキュアをご購入いただいたお客様よりお問合せをいただきました。
「保水シートが2日で少し茶色っぽくなります。 変えた方がいいですか? このままずっとかけていると、眼にどうですか? 水が蒸発するとき、菌とか大丈夫でしょうか? 」
今まで保水シートの変色は聞いた事がなかったので、実際にどうなのか再現検証してみました。
実際にサイドガードにセットして、使用する水は「水道水」です。
使用してシートが乾くと水を注水、これを3日ほど試してみた結果が下記の画像です。
注水穴の形で保水シートに少し色が付いていました。
使用した回数や状況から見て、カビとかではなく水道水が乾燥した跡のようにも思えますが、安全の確認のためメーカーにこの保水シートを送って、実際に調べてもらう事にしました。
そして、メーカーのAXE アックス社より調査結果が届きましたのでお知らせいたします。
<変色に関して>
アイキュアの保水シートはパルプとコットンを原材料としております。
*パルプとコットンの比率=パルプ約30%、コットン約70%
目の安全のため染料や顔料等の化学品を使用しておりません。
そのため、吸水後日にちの経過とともに変色が発生しますが、これは天然の木材繊維の成分「リグニン」が下記の影響で変色するものです。
①光(紫外線・蛍光灯)
②酸化(空気)
③湿度(吸水)
ですので、今回の変色はカビや有害な変化ではありませんので、そのままご使用いただいても問題ありません。
<交換時期>
保水シートの交換時期につきましては、目安として7日~10日間での交換を推奨致しますが、使用状況(頻度・時期等)によって変わりますので、状態を見て清潔にお使い下さい。
目の安全のため染料や顔料等の化学品を使用していない、
天然素材の紙の成分が「光」「酸化」「湿度」の状況で自然発生するもので、色の変色自体が目に悪いものでは無いそうです。
メーカーも少しの色変化なら問題ないみたいですが、使用状況にもよると思いますが 状態を見ながら清潔にご使用いただけたらと思います。
メガネのまつい 店主 松井 亮
眼鏡業界で40年以上の経験を持つ専門家。2003年にネットショップを立ち上げ、白内障予防やドライアイ対策に特化したメガネ・サングラスを提供しています。「お客様の満足が第一」という信念を大切に、丁寧な対応を心がけ、全国から目のお悩みを抱える方々の相談を受けています。